塗料の種類と特徴
水性と油性の違い
水性:塗料の溶媒に水を用いる。臭いがほとんどなく、施工性は改善が進み、高耐久商品も出始めている。価格は油性塗料より安め。
油性:塗料の溶媒に、シンナーなどの有機溶剤を用いる。耐久性は高い傾向にあるが、臭いがある。塗料の密着力が高い。価格は高め。
1液型と2液型の違い
1液型:1つの缶で塗れるので手軽、保管がしにくく、塗る場所が限られる。
2液型:手間が非常にかかるが耐久性がある。施工が大変であるものの、密着力に優れ仕上がりも美しくなる。値段は高め。
塗料種類 | 特徴 | 耐久年数 | 価格 |
無機 | 塗料の中にセラミック等の無機物を配合した塗料全般を指し、フッ素よりも耐久性が20~25年と長い。色褪せしにくく水となじむ親水性もあり、雨が降った際に汚れを流す機能も。 | 20~25年 |
高い ⇧
⇩ 安い |
フッ素 | 六本木ヒルズやスカイツリーの鉄骨塗装に採用されている。耐久性が非常に高く紫外線にも強い。価格が高額だが長い目で見るとお得。 | 15~20年 | |
シリコン | 耐久性と近年の価格の安定で人気の塗料。シリコンを含有し汚れにくさと性能を両立させた。近年までは長く人気の塗料だった。価格と機能のコストパフォーマンスが良い。 | 10~15年 | |
ウレタン | 柔らかい性質があり、万能塗料であり木部や雨樋など細部塗装に適している。上位塗料の価格が下がってきているため、外壁にウレタン塗料を選ぶメリットが少なくなっている。 | 7~10年 | |
アクリル | 耐久性が最も低く、頻繁に塗り替える場所の塗装にむいている。安価だが近年は主流ではない。数年先建て替えする予定がある場合や、気分転換で塗り替えたい場合でも良い。 | 5~7年 |
これからの塗料に求められること~無機系塗料
環境にやさしい塗料
私たちの身の周りでは保護や美化を目的として、様々なものに塗料が塗られています。
現在、それらの塗料は石油などの有機物を原料として作られたものがほとんどです。
今後は、環境に配慮した新しい塗料が必要になってきます。
この『ヒートレス・グラス』は無機系塗膜の環境に優しい塗料です。
無機ガラス質コーティングの特徴
長寿命化コーティング
塩害に強く、雨や簡単な清掃で汚れが落ちる長寿命化コーティング
当社のHLGシステム™を塗布した壁面は汚れを強烈に弾き、降雨の度にその汚れを洗い流します。また、表面がガラス質の膜に覆われるため、塩害や黒カビなどに強く、建物の壁面を長期的に美しく保つ効果があります。
さらにオプションとして、太陽光(紫外線)が当たると汚れが分解される光触媒処理を施すことも出来ます。
ニーズに合わせて、イージークリーニング仕様・セルフクリーニング仕様をご選択いただけます。